2011年07月30日

追い討ち

ドイツ気象局の放射能拡散予報、終わってしまったようです。
HPからも削除されていました。
”要望があれば再開する”との事でしたので、何とか再開してもらいたいものです。
しかし、何で遠く離れたドイツに頼らなければならないのでしょうか?
政府は、我々が本当の望んでいる情報は一切だしてくれませんね。




新潟や福島で大変な豪雨となっています。
このニュースが何でこのブログと関係があるのかというと、
今回の豪雨で米どころ新潟がピンチなんです。
で、昨日までの話−お米の放射能汚染と繋がって来るんです。

何でも、今回の豪雨は、平成16年の新潟豪雨災害に匹敵する規模になりそうだとの事です。
当時の記録を調べてみると、

農地の被害(水田)10,824ha
水稲の被害金額 32億円

だったそうです。
河川の氾濫による洪水のため、長期間に渡り稲が冠水したため、ダメになってしまったケースがかなりあったそうです。
この年のお米の作況指数は新潟県が92の不良となりました。

今回も、三条市・五泉市・福島県只見町がの被害が酷いようです。
米どころとまさに重なりますし、有名な南魚沼もすぐ近くです。

今、18万超もの人々に避難勧告が出ているそうです。
震災や原発事故で他地域から非難してきた人も、少なからず含まれているのではないでしょうか?
人的な被害も心配ですが、秋のお米もますます心配になります。

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2011年07月29日

米不足の再来か?

ドイツ気象局の放射能拡散予想図が更新されません。
予告より1日早い気がしますが・・・?
もう終了しちゃったんでしょうか?
SPEEDIは何をやってるんでしょうかね?






少々古いソースですいません。
農水省は4月の初旬に、震災被害により福島・宮城両県の米の収穫が減る事を予想して対策を立てていました。
対策とは言っても、両県の減った分を他県で補ってもらおうと生産調整の依頼をしたに過ぎないようです。
それすら時既に遅く、どうも間に合わなかったようです。
「政府備蓄米や民間在庫があるから、米不足になるような事は無い」と言っているようですが、
果たしてどうなのでしょうか?

四月の時点では、放射能汚染により、収穫された米を市場に出せなくなる事は想定してないようです。
もし、先日から書いているような米の汚染が起こった場合、大パニックになり、
新米はおろか、備蓄米まであっというまに無くなってしまう気がしてなりません。

1993年の米騒動から18年。
当時の記憶も大分薄れてきましたが、あのタイ米−長粒米だけは良く覚えています。
カレーやチャーハンにすると美味しいのですが、普通にそれだけで食べると、ぼそぼそしていて味気無かったのを覚えています。

また、そんな事になるやもしれません。
心構えだけはしておいた方が良さそうですね。
タグ:タイ米
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2011年07月28日

種子からセシウム

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ドイツ気象局発表の、7月30日午前9時の放射能拡散予想図です。




25日深夜の記事で見落としておりました。
ついに、種子にセシウムが検出されるようになりました。
小麦はすぐ判りますが、ナタネに関してはちょっと疑問だったので調べました。

島根県出雲市 景山製油所HPより(本製油所と記事中のセシウムは一切関係ありません)

ナタネ油ってこうやって絞るんですね。
記事中にある「ナタネ」とは、種の状態を表してると思います。
小麦にしろナタネにしろ、完全に「種子」の中にセシウムが含まれていたという事です。
つまり、葉物野菜のように、降り注いだ放射能が付着した訳ではなく、
完全に根から吸収されたセシウムが種に出てきたという事です。

一昨日のブログでも書きましたが、土壌中の放射性物質が種子にまで取り込まれるのは、ほんの数%に過ぎません。
それでも、今回のように630とか720ベクレルが出ていると言う事は、相当土壌が汚染されていると言う事の証明です。

そして、一昨日危惧した、お米への汚染がさらに現実味を帯びてきたと言う事になります。


タグ:小麦 ナタネ
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2011年07月27日

生涯100ミリ

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ドイツ気象局発表の、7月29日午前9時の放射能拡散予想図です。
この予想図を、かなり多くの方が参考にされているようで、終了に対する反応が凄いです。
「継続要望のメールを送りましょう」という趣旨のサイトがありました。

山本堪さんのHPより ドイツ気象局へ粒子拡散予測継続の要望を。

ドイツ語・英語の例文もあって、コピペしてメールするだけの親切設計です。



放射性物質:生涯被ばく限度100ミリシーベルト 答申案(毎日jp)

食品安全委員会が、生涯にわたる累積線量限度を100ミリシーベルトとする答申案を発表したそうです。
これは、内・外部両方の被曝を併せた数字だそうで、そこそこ厳しい基準になってます。

これは、人生80年とすると1年あたり1.25ミリシーベルト。放射性セシウムで年5ミリシーベルトにあたるそうです。
まぁ、先が短いw 我々中年は良いとしても、子供達にはかなり厳しい基準になるのではないでしょうか?

問題は、どうやって具体的な基準に落とし込むかですね。
外部被曝と内部被曝の割合は?
何をどのくらい食べても大丈夫なのか?
定期的な検査(WBC−ホールボディカウンター)を実施するのか?
新たな基準を作っても、それを生産者や流通業者にどうやって守らせるか?

決まってない事だらけですね。

専門化が頭を突きつけて長時間話し合って、こんな程度の事しか決められないのですね。
今後に注目しましょう。

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2011年07月26日

お米の放射能は? その2

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ドイツ気象局発表の、7月28日午前9時の放射能拡散予想図です。
この予想図が、ドイツ時間7月29日をもって終了するそうです。
原発事故への対応が進み、大規模な再拡散の危険性が無くなったとの判断でしょうか?
それだったら良いのですが、ずっと参考にして来ただけに、無くなるのはちょっと不安ですね。
要望があれば再開すると書いてありましたが・・・。


さて、今日こそ、お米の危険性について書きたいと思います。

まず、大前提となるのが、「土壌からの放射性物質の米への移行率」です。
おとといのブログでは、環境科学技術研究所のデータを用いて考えてみました。
さらに探してみると、今回の事故に際して農水省が出している指標がありました。

農林水産省:稲の作付に関する考え方

ここの一番下に、水田の土壌から玄米への放射性セシウムの移行の指標があります。
0.1(玄米)となってます。
あれ、おとといのデータだとストロンチウムで0.0006%(白米)だったのですが・・・?
農水省の指標は、%にすると、10%で1000倍も違いますね・・・?

調べてみましたが、0.1の根拠が見当たりません。
一応、農水省の公式発表なので、この数字を使ってみます。


次に、水田土壌の放射線物質量ですが、4月上旬に各自治体から発表された数字しかありません。

栃木県
千葉県
宮城県
福島県
茨城県
群馬県
埼玉県
山形県

この数字を見る限り、福島の一部の地域以外は、基準値を大きく下回っています。
(基準値:土壌で5000ベクレル/kg。0.1を掛けると食品の基準値500ベクレル/kgとなる)

これで判断すると、「お米は安全」って結論になりますが、
どうしても気になる点が2つあります。

@稲わらの汚染を考えると、土壌の汚染度が低すぎるのではないか?
A主食であるお米の摂取量は、他の食物と比べて段違いに多いのではないか?

@については、最大50万ベクレルもの汚染が報道されています。何らかの理由で、稲わらだけ放射性物質が濃縮されたにしても、各県で報告されている土壌の値との差がありすぎます。
実際の土壌汚染は、もっとずっと高いのではないかと疑っています。

Aについては、ほうれん草や牛肉とは食べる量が違いますからね。
ちょっと計算してみます。

毎日1.5合のお米(玄米)を食べるとします。
キッチンスケールで計ったら、1合で150gありました。
重量換算すると、1日で225g、一月で6.75kg、1年で81kgとなります。
仮に、全ての米に規制上限の500ベクレルのセシウムが含まれていたとすると、
一年で、40,500ベクレルを摂取する事になります。
これに経口摂取の実効線量係数、1.3×10^−5をかけると、
0.53ミリシーベルト/年 となります。

内部被曝で0.53ミリシーベルトは結構高い数字だと思います。
国際基準は、外部被曝も含めて1ミリシーベルトです。
しかも、他の汚染食品も食べていますからね。

まぁ、全ての米が500ベクレル/kgというのは、乱暴な計算ですが、状況によっては近い数字になるかと思います。

今回の試算で一番の不確定要素は、土壌の放射性物質量です。
放出量がかなり減ってきたと言われる最近においても、10億ベクレル/hの放射性物質が放出されています。
4月〜5月はもっと大量の放射性物質が放出されていました。
一昨日に書きましたが、水田には放射性物質が集積・蓄積されやすい環境です。
この点を考えると、各県が発表した4月上旬の放射性物質量は当てにならないのではないでしょうか?

結論としては、北関東及び南東北のお米は決して安心して食べられるレベルでは無いと思います。


一昨日の安心論と本日の不安論、あなたはどちらを指示しますか?

posted by ぜう at 00:12 | TrackBack(0) | 放射能汚染対策−食品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月25日

臨時休業です

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ドイツ気象局発表の、7月27日午前9時の放射能拡散予想図です。

日曜日に所用で出かけ、つい先ほど戻って来ました。
本日の更新は拡散予想図だけにさせていただきます。

お米の危険性については、明日書きたいと思います。すいません。
posted by ぜう at 00:38 | TrackBack(0) | 放射能汚染 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月24日

お米の放射能は?

0726.00.png

ドイツ気象局発表の、7月26日午前9時の放射能拡散予想図です。


誰もが思っている事。
それは今年のお米は大丈夫?ということです。

連日、汚染牛肉問題が騒がれていますが、牛肉を毎日食べる人や牛肉が無いと困る人は、
そんなには多くないでしょう。
ところが、お米は違います。
昔に比べれば消費量が減ったとは言え、日本人の主食の座は揺るぎません。


今回の汚染牛の原因とされている「稲わら」ですが、言うまでも無く、お米を収穫した後の茎と葉の部分です。
高濃度に汚染された稲わらは、田んぼに放置されていた物です。
その田んぼに大量の放射性物質が降り注いだからこそ、稲わらが汚染されたのです。
そのセシウム濃度は、乾燥重量で50万ベクレル/kgにも上ります。
そして、その放射性物質を残したまま、お米が作られているのです。

ここでお米の栽培順序をおさらいしましょう。

まず春先に「田起こし」をします。
秋に収穫の終わった田んぼはこの時まで基本的に放置されていますので、
耕運機やトラクターで、表土を掘り返します。
昨年収穫した稲の根株や稲わらが残っていますので、土に鋤きこんで行きます。

0510.jpg


次に、水を入れ、「代掻き」をして土を細かくし表面を平らにして、田植えに備えます。


代掻き.jpg


この時点から、稲の穂が出て一ヵ月経過するくらいまで、ずっと水を張りっぱなしです。
地方によって異なりますが、水を落とす時期は7月中旬から8月中旬位ではないでしょうか。

そして、完全に乾燥した田んぼで稲刈り、収穫を行います。


さて、ポイントとなるのは、稲作が「耕作時に水を張り続ける必要がある」という特性です。
今年の春の、田起こし・代掻きの作業で、表面に堆積していた放射性物質は田んぼの中へ鋤きこまれています。
それから水を溜め、田んぼの外部に流す事無くずっと今日まで保ち続けています。(大雨があった場合は別ですが)
よってお米は、土壌中の放射性物質濃度は、他の農作物に比してかなり高い事が予想されます。


と、ここまでは大きな間違いは無いと思ってます。
ですが、結論として、今年の「お米は安全」なのか「お米は危険」なのか、判断に迷っています。
何の根拠も無しに、危険と騒ぐのは過剰反応かと思いますので、
「安全」と「危険」の両方について考察したいと思います。
皆さんはどちらの説を支持されますが?
まぁ、どちらにしろ、あと一ヵ月〜2ヶ月すれば、新米の放射能検査が行われて、公表されるはずです。




今日は「お米は安全」説を案内します。

さて、田んぼの土壌に放射性物質が多く含まれているであろう事は、疑いようの無い事実です。
だからと言って、お米に大量の放射性物質が含まれるかと言うと、単純には言えないようです。

今まで問題になった葉物野菜やお茶は、降って来た放射性物質が表面に付着する事による汚染でした。
ところが、お米は違います。我々が食べるお米は「もみがら」に包まれています。
ですから、お米に放射性物質が含まれる為には、根から吸収され、種子に蓄積される過程を経なければなりません。

tanemomi-kouzou1.gif

gennmai-zukai1.gif
(秋田市HPお米の構造を見てみよう より転載)


で、植物・・・この場合稲がどの程度放射性物質を吸収するのかと言うと、
こちらをご覧下さい。

(財)環境科学技術研究所・イネにおける放射性核種の分布と土壌からの移行率

色々細かく書いてありますが、結論は次の数字です。
表土中の放射性物質が白米に吸収される割合
ストロンチウム(Sr)−0.0006%
セシウム(Cs)   −0.0003%

かなり低い数字になっています。
土壌中の放射性物質濃度に上の割合を掛ければ、白米中の濃度が判ります。

仮に、今回の汚染稲わらで検出された50万ベクレルをそのまま当てはめてみると、

ストロンチウムで3ベクレル/kg
セシウムで1.5ベクレル/kg となります。

この数字だったら、そんなに気にする事は無いレベルだと思います。
このレポートが、「文科省の委託を受けた、六ヶ所村にある環境科学技術研究所」が出している
という点は気になりますがw

まぁ、土壌中の放射性物質濃度がハッキリ判らない以上は、推測に過ぎませんが・・・。

でも注意したいのは、米ぬかの濃度です。
ストロンチウムで白米の約30倍!
セシウムで約10倍の濃度が検出されています。

今年のお米に限っては、少なくとも玄米は避けたほうが良さそうです。
米ぬかを使った漬物や加工食品、化粧品はさらに注意が必要になるかも知れません。
そして、米ぬかは家畜の餌や農作物の肥料にも使われているんですよね。

この悪循環・・・・めまいがします。

明日は、「お米は危険」について考察したいと思います。


posted by ぜう at 00:30 | TrackBack(0) | 放射能汚染対策−食品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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